テスト直しの注意点

定期テストが返却されると、テスト直しをする生徒も多いと思います。

間違った問題の見直しをしていく生徒が多いと思いますが、それだけではやや不十分です。

今回は定期テストの注意点についてお話していきます。

定期テストでの達成目標

まずは定期テストの直しの前に、定期テストで達成すべき目標についてお話します。

得点すべき問題をすべて得点すること

それが定期テスト本番で達成すべき目標です。

決して、100点を取ることが目標ではありません。

テスト本番では、自分にとって難しい問題には時間を使わないことが正解です。

つまり、自分にとっての難問を捨てることが、時間の使い方としては正解です。

この意識付けはテスト直しにおいても重要な役割を果たします。

テスト直しの注意点

以上の前提を踏まえて、テスト直しでやるべきことについてお話します。

得点すべき問題の中で
得点できなかった問題をチェック

これがテスト直しをする上で一番重要です。

テストを受けた段階で、解くことが難しかった問題は仕方ないです。

そういった問題は、テスト勉強の段階でいかに準備しておくかの話になります。

しかし、解けたはずの問題を落としているのは、本番の立ち回りの問題です。

普段から同じようなミスをしていなかったか
本番での時間の使い方に問題がなかったか

そのようなことをしっかり振り返るべきです。

自分は最大で何点取れたのか
その最大値との差はどの程度か

最大値との差が小さければ小さいほど、そのテストは成功したと言えます。

あとは、そもそもの最大値が上がるようにしていくだけです。

最大値の底上げをするためには、普段の勉強から頑張るしかないですね。

また、テスト本番での時間の使い方は、テスト本番でしか体験できないことです。

思ったよりも問題数が多い
思ったよりも問題が難しい

そのような時にどのような対応するのが得策か、自分なりに経験を蓄積していくしかないです。

基本的にちょっと迷ったらどんどん進んでいくのが正解です。

しかし、テスト慣れをしていないうちはなかなか難しいです。

また、自分なりに意識してテストを受けないと意外と身に付かないスキルです。

いつまでも「時間が足りない」って言ってる生徒は多いですよね。

実際に意識すべきは、時間が足りない中で上手に使えたかどうかです。

内申を3でキープしたい

最後に、内申で3をキープしたい生徒向けの注意点です。

内申を3でキープしたい場合は、50~60点くらいが目標点となります

テストにもよりますが、基本問題を完答すれば届く点数です。

応用問題に手を出す必要なあまりありません。

応用問題をある程度は捨てる
基本問題をじっくり正確に解く

これが3でキープしたい場合の基本戦略です。

ポイントになるのは『応用問題を捨てる』という意識を明確に持つことです。

中途半端に時間を使って、その時間をムダにすることが多いからです。

基本を完答すれば、内申で3はもらえます。

応用に手を出して、基本を落とすような状況は本末転倒です。

戦略的な割り切りが必要になります。

中途半端に満遍なくって、一番効率が悪いです。

4以上を狙わないと決めたのであれば、3を取ることに特化すべきです。

テスト勉強の内容も含めて、目標点に最適化していくことが大切ですね。

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