勉強量と勉強時間の違い

勉強量と勉強時間の違いってイメージできますか?

言葉としては似ていますが、この勉強量と勉強時間という言葉の違いを理解することは、勉強していく上で非常に大切なことです。

今回は勉強量と勉強時間について説明していきます。

勉強量と勉強時間

勉強量とは、実際にこなした問題集のページ数などのことを意味します。勉強をした成果物と言うこともできます。

勉強時間とは、実際に勉強した時間数のことを意味します。そのままの意味です。

この二つの言葉で注意したいことは、同じ勉強時間でも勉強量は異なるということです。


1時間で問題集を4ページ演習する
1時間で問題集を2ページ演習する

上記の例だと、同じ時間でも勉強量が2倍違うということになります。もちろん、実のある勉強をする前提です。

勉強量を目標にする

勉強をする際は、勉強量を意識する必要があります。どれだけの量をこなせたかがテスト結果に影響を与えます。

勉強時間は単なる結果にすぎません。その数字自体にはあまり意味がありません。勉強量をこなした結果として、勉強時間が決まるだけだからです。

「1日〇時間勉強する」などとよく言われます。私もたまに言います。実際のところ、あまり適切な言い方ではないです。勉強時間よりも勉強量の方が重要な要素だからです。

テスト勉強や受験勉強をする場合は、まずは勉強量の設定から行いましょう。勉強時間はその勉強量を達成するために必要な要素でしかないです。

勉強の質について

以前、勉強の質と量の関係についての記事を書きました。

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今回の話の流れで、勉強の質について補足します。ただ、質に関しては明確に定義しにくい部分なので、あくまで要素の一つとして考えてください。

勉強の質の要素として、単位時間あたりの勉強量が考えられます。上記の例にもありますが、同じ勉強時間でどれだけ多くの勉強量をこなせるかということです。

以前の記事で、量をこなすことで質が上がると書きました。実際に、量をこなして勉強の基礎ができてくると、解答スピードは上がってきます。その結果、時間当たりの勉強量が上がります。これを勉強の質が上がったと言っても問題ないでしょう。

以上のように、質に関して時間効率という観点は大きな要素になります。最終的にはやはり時間との戦いになってきますね。

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