南山大学vs中京大学

『南山大学』
愛知県で昔から評価が高い私立大学です。

『中京大学』
附属高校も含めて県内で最近評価を上げている私立大学です。

今回はそんな南山大学と中京大学の受験情報の比較をしていきます。

共通の学科に対して、偏差値・倍率・受験者数・合格者数を比較していきます。

はたしてどのような違いがあるのか。

※偏差値は共テ無しの一般選抜の数値。

※2023年パスナビ調べ

人文学部(文学部)

南山大学人文学部と中京大学文学部の比較

大学南山中京
偏差値47.5~5555~57.5
倍率(推薦)1.01.3~2.7
合格者数(推薦)38112
倍率(一般)2.23.3
受験者数(一般)4,0922,433
合格者数(一般)1,898730
学科定員340210

外国語学部(国際学部)

南山大学外国語学部と中京大学国際学部の比較

中京大学国際学部は2020年新設

大学南山中京
偏差値50~5547.5~50
倍率(推薦)1.01.1~1.2
合格者数(推薦)64208
倍率(一般)2.11.8
受験者数(一般)3,4142,667
合格者数(一般)1,6371,447
学科定員390290

経済学部

大学南山中京
偏差値52.5~5552.5~55
倍率(推薦)1.02.0
合格者数(推薦)89238
倍率(一般)2.42.8
受験者数(一般)3,2042,801
合格者数(一般)1,358996
学科定員275320

経営学部

大学南山中京
偏差値50~5552.5~55
倍率(推薦)1.03.0
合格者数(推薦)79164
倍率(一般)2.73.5
受験者数(一般)2,5013,031
合格者数(一般)928863
学科定員270325

法学部

大学南山中京
偏差値52.552.5~55
倍率(推薦)1.01.4
合格者数(推薦)77192
倍率(一般)1.82.7
受験者数(一般)2,3282,647
合格者数(一般)1,284965
学科定員275320

総合政策学部

大学南山中京
偏差値52.5~5550~52.5
倍率(推薦)1.02.6
合格者数(推薦)75126
倍率(一般)2.62.5
受験者数(一般)2,5851,717
合格者数(一般)981681
学科定員275220

理工学部(工学部)

南山大学理工学部と中京大学工学部の比較

大学南山中京
偏差値4545~52.5
倍率(推薦)1.01.4~1.9
合格者数(推薦)74178
倍率(一般)2.12.2
受験者数(一般)2,9533,548
合格者数(一般)1,3841,594
学科定員270320

まとめ・考察

偏差値について比較すると、同じくらいというか中京大学の方が少し高いように感じます。

じゃあ、中京大学の方が南山大学よりも優秀なのかというと、そうとも言い切れません。

南山大学の入試の特徴として、公募制の学校推薦型選抜がありません。

学校推薦型選抜は指定校のみとなります。

塾長

だから倍率(推薦)が1.0…

その影響もあり、推薦入試の合格者数を比べたらわかりますが、南山大学の方が圧倒的に少ないです。

そのため、一般入試の合格者数を多めに出す必要があります。

実際に一般の合格者数を見てみても、南山大学の方が多くなっています。

倍率的にも南山大学の方が低くなっています。

偏差値は一般入試の結果で判定されるので、南山大学にとっては不利な判定となってしまいます。

逆に、中京大学は推薦入試で合格者を多く出します。

附属高校からの進学もあります。

推薦で合格者を出した分、一般入試の合格者が少なくなっているという感じです。

その結果として、偏差値としてはちょっと高めに出てるのかなと。

近年の私立大学の入試傾向としてはよくあるパターンです。

どっちが良くてどっちが悪いと言うつもりはありません。

結局は本人が行きたいと思った大学を目指せば良いだけですから。

ただ、受験をする上での戦略が少し変わるというだけです。

南山大学は、できれば指定校推薦狙い。

もしダメだったとしても、意外と一般入試もチャンスがある。

中京大学は、指定校推薦または公募推薦狙い。

推薦で受かりやすい分、一般入試まで流れると少し厳しくなる。

もしその大学に行きたいなら、どう作戦を立てたら合格に一番近づくか。

そのために情報をうまく活用するというだけです。

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