近年のマネジメント事情

正直な話、私は怒りやすいです。

アンガーマネジメントという考えが少し前から話題になってます。

もちろん、私も意識はしてます。

イラっとした瞬間には、そのまま話し始めないように、しばらく間を置きます。

冷静に言葉を選んで話をするよう心がけます。

ただ、怒ること自体は100%悪いことだとは思っていないです。

その怒りの裏側には、期待の感情が隠れているからです。

期待しているからこそ、その期待値とのギャップが大きいと感情が高ぶるわけです。

逆に、全然怒らない人って周りにあまり期待してないんだろうなと思います。

セルフマネジメントとしては正しいのかもしれません。

他人に期待しない分、余分なストレスも感じないでしょう。

しかし、教育者としては生徒に期待するべきだと思ってます。

この子なら頑張ってくれるはずって思わないと、伸びるものも伸びないです。

時には、期待を裏切られることもあるわけですが…

指導する側としてはベストを尽くしていくしかないです。

もちろん、時代の変化もあります。

最近は、世間全体の読解力が低下しているような様子が感じ取れます。

言葉の表面しか見ずに、裏側を読み解く能力が低下しています。

自分にとって都合の悪い情報は聞き入れないといった傾向が強くなっています。

その結果、本人を否定せず自己決定感を高めるというマネジメント手法が台頭してきました。

私自身もそういった手法を勉強し直さないといけないのかなと感じています。

否定してはいけない。

でも、正しい方向へ導かないといけない。

なんだか回りくどい世の中になってきましたね。

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