どうやって質の高い演習をさせるか
成績を上げようとした場合に、塾として考えないといけない部分です。
たくさん授業を受ければ成績が上がる。
そういう生徒も一部いますが、そうでない生徒の方が多いです。
結局は、しっかり自学で演習しないと成績は上がりません。
最近は演習重視の塾も多い…
授業と演習の比は3:7が理想
生徒の状況により多少違いはありますが、大体それくらいだと言われています。
当然ですが、授業以上に演習の時間を取らないと、なかなか知識は定着しません。
それだけ演習の時間は大事です。
授業の倍くらいが目安!
そうなってくると、演習の質を高めることは非常に重要です。
授業以上に演習の比率が大きい訳ですから。
塾としてできることは、主に以下の3点でしょうか。
- 質の高い授業をする
- 正しい勉強方法を身に付けさせる
- 自習環境を塾で用意する
①については、質の高い授業をすることで、生徒の理解度が高まります。
理解度が高まれば、自分自身で解決できる問題が増えます。
その結果として、演習の質も上がります。
②に関しては、当然の話です。
わからない問題は調べる・解説を読む
間違った問題は解き直しをする
そういった当たり前のことが意外とできていない生徒も多いです。
演習の質を上げるには、こういった勉強方法の指導も必要です。
③については、個人的には一番重要だと思っています。
家庭学習で、質の高い演習をできる生徒って、かなり上位層です。
普通の生徒だと、勉強に特化した環境を作らないと、なかなか集中できないです。
大量に宿題が出されても、しっかりやり切れていない生徒も多いのではないでしょうか。
自分で解決できない問題が出たときに、どうしようもない場合もあります。
演習の質と量を確保するには、塾の自習環境は必要不可欠です。
いざという時に質問できる!
最終的には、演習の質と量で、成績は決まると思ってます。
授業は必要ないとまでは言いませんが、あくまでも授業は導入です。
それだけで成績が上がるものではありません。
成績を上げるためには、演習の質と量を如何にして上げていくか考える必要があります。
さらに言えば、演習後の理解度チェックも大切なことです。
どれだけ解けるようになったのか、確認テストをしてみないと分からないです。
そういった部分を、塾として仕組化していく。
塾として、成績アップに再現性を持たせていく必要があります。
私自身も、日々考え続けている部分です。
ワクベスがより良いサービスとなるように、完成形を追い求めていきます。