暗記は関連付けが大事

暗記が苦手でなかなかうまくできない。そういう生徒って結構いるのではないでしょうか。

しかし、なんだかんだ言って勉強の基本は暗記です。暗記は避けて通れない問題です。

今回は暗記のコツについて説明していきます。

よくある注意点

コツの説明の前に注意点です。暗記が苦手だと言っているけど、実際はただやってないという場合があります。以下に注意点をまとめます。

ただやってない生徒
  • 勉強時間が足りてない
  • 読むだけで書いてない
  • まとめるだけで問題演習してない
  • 繰り返し復習してない 等々

5W1Hまとめ (ポイントまとめ)

5W1Hまとめとは「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(だれが)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」という6つの要素を整理することです。

知識が暗記しにくい場合、情報を整理することが第一です。要素に対する理解が深まり、知識が定着しやすくなります。もちろん、全ての要素を整理する必要はないです。該当する要素のみまとめます。

暗記というものはある程度のかたまりを整理して覚えるほうが覚えやすいです。要素が少なすぎると意識に残りにくいためです。特に「なぜ」の部分をしっかり理解しておくと意識に残りやすいです。

関連付け (メモリーツリー)

ある程度基本知識が身についてきたら、様々な知識を関連付けて覚えていきます。

知識を単体で覚えるよりも、関連するグループや流れでまとめて覚えたほうが定着しやすいです。その知識に関する理解も深まります。

関連付けて覚えることで、思い出すことも容易になります。知識の流れが意識できるためです。例えば、まずAが起きたからBが起きた。そして、Bが起きたからCが起きた。…などのように関連知識をつなげていくと必要な部分にたどり着けます。

さらに、知識を関連付けていくと、物事の流れが理解できるようになります。その流れをうまく利用すると、ある程度の予測が可能になります。直感がよくあたる人って、実際のところ、こういった予測が上手な場合が多いです。

ストーリー法・ゴロ合わせ

自分なりのストーリ-を作って、知識を印象付ける手法です。ゴロ合わせも同様の形です。

この手法はどうにもならない場合の最終手段です。基本的には単発でしか使えないため、汎用性が高くありません。ストーリーやゴロが増えると、それを覚えるのもまた手間です。

しかしながら、世の中にはゴロが溢れかえっています。どうにもならない場合も多々あるということでしょう。

まとめ

単体の知識が暗記しにくい場合は、5W1Hでポイントを整理していきましょう。

ある程度の知識が蓄積できてきたら、知識の関連付けをしていきます。知識の関連付けを行い、知識のグループを作っていきましょう。

どうにもならない場合は、ストーリーやゴロで強引に暗記です。自分で作るのが難しい場合は、ネット上に先人が作ったものが落ちているので参考にしましょう。

最後に注意点です。こう言っては何ですが、勉強方法には個人差があります。今回の記事の内容がすべての生徒に適切であるとは限りません。例えば、教科書を繰り返し読んだほうが暗記できる子もいるでしょうし、ゴロマスターを目指す生徒もいるでしょう。

自分自身に合う勉強方法を探すのが一番大切なことです。

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