勉強は質と量のどっちが大事?
一度は考えたことのあるテーマだと思います。
個人的な見解としては、まずは量。次に質。最終的には量という感じです。
今回は、この量→質→量の変化の流れについて解説していきます。
量から質が生まれる
学習効果というのはざっくり言うと質と量のかけ算です。
良質な勉強を大量にこなせば一番効果が出ます。
だから、最初に質を上げたほうが効果的だって誰もが思います。
ではどうやって質を上げるのかというと、逆にまずは量をこなすことです。
勉強の工程は、教科書や参考書を読む→問題演習をするというのが基本です。
その工程の中で、どうしたらもっと楽になるか考えましょう。
より効率的に勉強をこなせる工夫を考えていきます。
本当にただ単に量をこなすだけでは意味がないので注意してください。
何においても、品質向上の背景には大量生産と工程改善があります。
とりあえずやってみて、一つ一つ改善していくしかないのです。
ただし、現代では『英語 勉強法』とかでネット検索するといろいろ情報が出てくるので、最初は参考にしてもいいかもしれません。
最後は物量と戦略
ある程度量をこなして勉強の質が上がってくると、自分なりの勉強スタイルというものが確立されてきます。
ここまでくると、大幅な質の変化はなくなってきます。
そうなってくると、あとは物量勝負になってきます。
結局のところ、同じレベルの生徒がいたとしたら量をこなせたほうが勝ちます。
ただ、注意点としては睡眠時間を削ることは愚策なので避けましょう。
逆に効率が落ちます。
物量以外に勝敗を分ける要因としては戦略があります。
自分が得点すべき単元を考えて、勉強時間をより最適化していくということです。
上位層であれば周りとの差をつけるために応用問題に注力する。
中間層であれば失点を防ぐために基本・標準問題に注力する。
そんな感じです。
時間は平等な資源ですので、有効活用するために工夫していきましょう。
まとめ
勉強を頑張ろうって思った場合は、まずは量です。
量をこなす中でいろいろ工夫していくことで質が上がります。
あとは、勉強の基礎体力作り的な意味もあります。
いきなり長時間の勉強ってできないですからね。
最後に注意点です。
勉強量と密接に関係があるのが睡眠時間ですが、絶対に睡眠時間を削らないでください。
睡眠時間が少ないと作業効率が落ちることは研究結果としても出ています。
スケジュールの立て方として、就寝時間と起床時間の設定から行うと一番効率がいいのではと思います。