20分英文法

新年度から『20分英文法』という取り組みをスタートさせることにしました。

20分英文法というのは、通常の授業内容とは別に英語の復習時間を設定するという取り組みです。

現段階での対象は中2・中3です。

中1に関しても、2学期以降は取り組んでもらおうと考えています。

英語という科目は基礎の積み重ねの影響が大きい科目です。

短期的な詰め込みで、成績を上げることが難しいです。

英語の成績を上げるには、普段からコツコツと基礎を積み上げていく必要があります。

そのための20分英文法です。

それでは、具体的な取り組み内容についてです。

毎週の英語の授業時間内に、20分英文法の時間を組み込みます。

中学生の普段の授業時間は19時～21時の120分間です。

英語の授業内容は60分～80分程度で演習が終わることが多いです。

今までは、残った時間で自由に自学してもらっていました。

今回から、残った時間の中で20分英文法の時間を設定します。

学習内容としては、前学年の復習などを中心にこちらで指定します。

基礎を繰り返し演習し、基本英文法のルールが当たり前という状態を目指します。

実際は『自学で各自復習する』というのが理想だとは思います。

しかし、それでは個人差が出ます。

塾のしくみとして、生徒全体の基礎学力の底上げをしていく必要があります。

そのような理由で、授業時間内に組み込むことにしました。

さらには、20分英文法の派生として『20分国語読解』も考えています。

こちらは国語の実力問題の読解を毎週行うというものです。

現在、どのように普段の学習に組み込んでいくか検討中です。

20分英文法を運用していく中でわかることもあるはずなので、それらをもとに再度考えていきます。