個別に見るための集団指導

個別に見るために集団指導をする

今回はワクベスの中学生指導の成り立ちについて。

私は前職で個別指導のプロ社員講師として、ひたすらに授業してきました。

個別指導って様々な生徒に合わせて、色々なパターンの説明をしてると思われがちです。

実際にはそんなことはありません。結局は同じような説明をしてます。

集団指導との違いは、分からなければ止まってくれることです。

正直な話、授業しながら『効率が悪い』って思っていました。

結局は同じ説明を生徒ごとに何回もしているわけです。

生徒側にとっても非効率な部分はあります。

個別指導という特性上、授業料が高くなります。

そのため、金額的に普段から5教科指導を受けることは大変です。

個別指導の真の強みは『演習過程』にあります。

生徒がどのように考えて問題を解いているか。

個別指導であれば、その部分を対話しながら指導できます。

結局は『過程』が変わらなければ『結果』は変わりません。

一般的な集団指導やタブレット学習ではなかなか難しい部分だと思います。

また、講師の技量の影響も大きいです。

様々な生徒指導・受験指導を経験した講師だからこそ効果的な対話ができます。

個別指導の強みを活かす。
個別指導の効率の悪さを解消する。

色々と考えた結果、現在の中学生指導の形式に至ります。

『集団指導』＋『巡回個別』

基本の導入は『集団指導』で効率よく。

演習中は『個別指導』で面倒見よく。

もちろん重視しているのは『演習過程』です。

つまり、個別に演習過程を指導するために、基本の導入は集団指導で行うということです。

一人一人に導入解説をしていると時間がかかりすぎます。

時間効率と金額のバランスを考えてこういった形式になりました。

さらに、生徒数を制限して指導品質も担保しています。

元々私は個別指導のプロ講師です。

指導の根幹は『個別指導』です。

しかし、従来の形式に囚われるつもりはありません。

個別指導の強みを活かせる形を考え続ける。

そういうつもりです。