失礼な言い方ですが、私は普段の指導では結構妥協しています。
もし、妥協なき指導を徹底した場合、結構な数の生徒は塾を去るんじゃないかと思います。
今回、私の意味する妥協なき指導とは、テストで100点を狙えるレベルの指導です。
つまり、通知表で5を狙わせる場合の指導です。
意図的にそういった指導をする場合、生徒に対する要求水準が高くなります。
生徒によっては、厳しい物言いも増えます。
大抵の生徒はそれに耐えられません。
実際のところ、そこまでの水準で指導する必要のある生徒は多くはないです。
ですから、普段の指導では生徒の状況に合わせて要求水準を緩めています。
しかしながら、甘やかし過ぎても生徒の成績は上がりません。
生徒の状況を見て、やや厳しめくらいのバランスで調整します。
時には『最近甘すぎたからもう一段階厳しくしよう』と思います。
そういう時、勢い余って三段階くらい厳しくしてしまう私です。
『やべぇ厳しく言い過ぎた』って反省することが結構あります。
そこそこ厳しめの部活に所属していた影響でしょうか。
ちょうどよいバランスって難しいですね。
生徒たち、ごめんな。
まぁプロレスみたいなもんだと思ってくれ。