テスト勉強のシンプルな手順

たくさん問題演習したけどテストで点数が取れない

そんな生徒って結構多いですよね。

しかし、問題演習の中身を見てみると、何の不思議もありません。

たくさん演習した『だけ』の生徒が多いんですよね。

結果の出てる生徒は勉強の中身が違います。

基本的には以下のことに注意して勉強しているはずです。

  • なぜ間違えたかの原因を考える
  • 次に間違えないための対策を考える
  • 反復回数を増やす

何の変哲もないシンプルで当たり前の手順です。

しかし、過半数の生徒はこれをやっていないのが実情です。

赤ペンで答えを丸写ししているだけ

ただ反復しているだけ

そんなこと何十回と繰り返しても意味ないですからね。

塾長

インクと時間の無駄無駄無駄無駄ー!

勉強というのは『なぜ?』と『なるほど!』が基本原理です。

疑問を持ち、それを解決することで知識が蓄積されていきます。

読んで考える

何の変哲もないシンプルで当たり前のことです。

しかし、やってみると面倒くさいし時間もかかります。

それでも結果を出したいのであればやるしかないですよね。

結局のところ、周りと差をつける生徒はやることやってる生徒です。

そして、やってない生徒は勝手に落ちていきます。

そんな感じで、二極分化が進む訳ですね。

以下、間違えた問題の直しの注意点をまとめます。

知識問題

暗記系の問題でも一部で注意が必要です。

『正しい選択肢を一つ選びなさい』

こんな問題では、正しい選択肢以外の誤った選択肢もしっかり確認する必要があります。

誤った選択肢のどこが間違っているのか・正しくはどうなのか。

そう考えることで、問題から得られる知識量が増えます。

塾長

一粒で二度三度おいしい!

『正しい選択肢を全て選びなさい』

そんな感じの問題も増えています。

問題文と選択肢の全てをしっかり理解することが重要になります。

知識系の問題であまりにも覚えていなかった場合は要点のまとめを作ります。

その問題に関連する知識をノートなどにまとめます。

まとめを作成後は、その要点のまとめを適度に読み直します。

そうすることで自分に必要な知識が効率的に復習できます。

塾長

自分専用の復習ポイント!

計算問題

計算ミスに関しては、途中式からどこでミスをしたかを読み取ります。

とりあえず最初から解き直す

そういう生徒も結構いますが、あまり意味がありません。

同じようなミスを繰り返すだけになることが多いからです。

どういうパターンでミスをしやすいのかを理解することが重要です。

正直なところ、計算方法が理解できていないことも多いです。

塾長

符号の処理が理解できてないとか…

さて、ここで重要になるのが途中式です。

全体の傾向として、途中式がきれいな生徒はミスが少ないです。

自分のミスに気づきやすいし、間違い直しもしやすいからです。

途中式のない生徒・途中式が汚い生徒はいつまでも計算ミスしている印象です。

ほとんどの場合、ノートがきれいな生徒ほど、脳内も整理されていることが多いですかね。

数学や理科の応用問題

数学などの応用問題は初見で解くことは難しいです。

そのため、解説を読んだり、質問したりして、解法の流れを理解する必要があります。

解法の流れが理解できたら、一から解き直します。

塾長

普通にシャーペンで可!

解き切れたのであれば、それでよし。

解き切れなかった場合は、行き詰ったポイントから解説を読み直します。

そして、最後まで解き切ります。

これを何度か繰り返し、自分で最後まで解き切れるようになるまで演習します。

応用問題も基本的には解法パターンがあります。

そのパターンを一つ一つ習得していくイメージですね。

そうすることで、類題に対応できるようになってきます。

もちろん、ある程度の理系センスは必要にはなります。

ただ、努力で食らいつくことも重要です。

サッと復習する

当たり前ですが、適度な復習も必要です。

忘れないうちに何回も復習して、記憶の長期化を目指します。

復習の方法としては、ノートや要点のまとめを読み直すくらいでも十分です。

もちろん不安な問題は解き直すことも必要です。

ちなみに、自分で書いたものの方が効果が高いようです。

塾長

解いたときの記憶もよみがえるし…

どちらかと言えば、復習の頻度が重要です。

『前にこんな問題を間違えたな』

『この問題のポイントはここだったな』

そんな感じで見直すだけでも記憶の強度は高まります。

重要なのは『忘れないうちに』ということです。

簡単で良いので、サッとでも見直すことですね。

復習をする上で、重要になるのが一番最初の直しです。

最初の直しをしっかりやることで、その後の復習効率が上がります。

逆に最初がいい加減だと、そのあと全てがいい加減になります。

面倒だとしても、目の前の一つ一つの問題に向き合うことですね。

上位20%くらいの生徒

上位20%くらいの生徒は、これらを当たり前のようにやっています。

だからこそ、上位にいる訳です。

逆を言えば、これらが当たり前になれば自然と成績は上がります。

もちろん、言うは易く行うは難し。

やってみると大変なことも多いです。

ただ、やってる子はやってます。

もし勝負するのであれば、まずはやる側に立つこと。

塾長

そこがスタートラインです!

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