勉強をゲーム化する

勉強がつまらない。勉強を面白くする方法はないのか。そう考える生徒は多いのではないでしょうか。

「新しいものを知りたい」という知識欲が強い人は、勉強そのものを面白く感じます。しかし、すべての人がそうではないですよね。

今回は「勉強そのものはつまらない」と仮定します。その上で勉強をした成果である定期テストや受験に注目し、勉強をゲーム化する方法を紹介していきます。

勉強をゲーム化する

基本的にゲームにはストーリーがあって、その途中で様々なクリア目標(ボス等)が存在します。ボスをすんなり倒せれば次に進めますし、倒せなければレベル上げをしたり戦略を考えたりします。この流れを勉強に当てはめていきます。

まずは受験の目標校(ラスボス)を設定します。次に定期テストや通知表の目標(中ボス)を設定していきます。あとはその目標をクリアするために勉強したり(レベル上げ)、テストの傾向分析(戦略設計)をしたりしていきます。目標がクリアできなかったら、レベル上げが足りてなかったなだとか、戦略設計を失敗したなだとか反省して次に活かしていくのです。

このように考えていくと、普段の定期テストや受験がゲームに変化します。目標達成のための過程を考えていくのって意外と楽しいものです。どうしたらクリアできるかなって、工夫や努力をしていくと充実した時間を過ごすことができます。

本当に楽しむために

重要なことは、本気で取り組むということです。結果が良かった時に本気で喜べるのか、結果が悪かった時に本気で悔しがれるのかということです。

なんとなくやってると結果が出ても何も感じないです。次の活力が生まれないのです。成功したとしても失敗したとしても次につながる気持ちが大事です。そうしないとすぐに飽きてしまいますからね。

一緒に勉強する仲間を作るということも大切です。ライバルとしてお互いに切磋琢磨してもいいですし、協力してお互いの弱点を埋めてもいいです。

一緒に真剣に頑張れる仲間がいれば、より一層勉強に身が入りますよね。勉強は個人戦でもありチーム戦でもあります。陸上競技などに近いところはあると思います。

まとめ

勉強そのものはつまらないとしても、その成果に注目することで勉強を頑張る理由ができます。考え方次第では、普段の定期テストや受験をゲーム感覚で楽しむこともできます。もちろん、リセットはできないので慎重に進路選択はしてほしいですが。

この話はスポーツにも通じます。良い結果を出すためには努力と工夫が必要ですからね。勉強とスポーツとの違いは体格の差による影響がないことです。スポーツをやっていると、体格による決定的な差は感じます。勉強にも才能の差はありますが、スポーツほどではないです。ある程度は工夫と努力で何とかなります。

まずはしっかり目標設定をしましょう。そして目標達成に向けて真剣に勉強に取り組みましょう。それが勉強を楽しむための第一歩です。

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